創成科学研究科創成科学専攻(博士後期課程)について
詳細は、下記のオリジナルサイトよりご確認ください。
https://www.sti.tokushima-u.ac.jp/
※入試案内については、こちら
創成科学研究科(博士後期課程)学生支援制度について
学生の経済的支援?キャリア形成といった、日本の博士課程進学者数の伸び悩みの主な原因の解決に加え、産学連携の高度技術者育成に資するため、徳島大学と企業等が一体となって博士人材を育てる制度です。
制度の概要
1.博士前期課程修了後直ちに本制度において、連携する企業等に就職する。
2.就職と同時に企業等に籍を置きながら、博士後期課程に進学する。
3.博士の学位取得後に企業等の拠点で勤務する。
2024年度の募集については、こちらをご覧ください。(学内限定)
博士後期課程修了生ロールモデルの紹介
大学院先端技術科学教育部(※創成科学研究科の前身)の
博士後期課程を修了した先輩からお話を伺いました。
博士後期課程への進学を検討される際の参考としてください。
原 桃子さん(2022年3月修了)
株式会社ダイセル 網干工場 技術部 自律推進グループ勤務
1.プロフィール
2019年3月 徳島大学大学院先端技術科学教育部物質生命システム工学専攻
化学機能創生コース 博士前期課程 修了
2022年3月 徳島大学大学院先端技術科学教育部物質生命システム工学専攻
化学機能創生コース 博士後期課程 修了
2.現在の仕事の内容について
?化学メーカーの技術職として2022年4月入社
?工場の生産プロセスの最適化
?工場の現場職員の作業負荷低減のアイデア立案
?プラントの維持?生産性向上に向けた投資計画の策定
3.進学したきっかけ
?自身の网上哪里能买篮彩を学術論文という形にまとめたかったため。
?実験で手を動かすのが好きだったため。
4.進学したメリット
?特に有機化学の研究は時間が掛かることが多く、研究の効率化に努める経験を積んだ。メーカー職では生産性の向上が強く求められるため、この効率化を図る経験が役立っていると感じる。
?論理的思考を身に着けることができた。研究はもちろん他者と意見交換や議論を行う上でも論理性を持たせることで自身の意見の説得力を増すことができるようになった。
5.メッセージ
?研究生活は忙しく大変なこともたくさんあると思いますが、その分、真面目に取り組んだ経験は必ず社会に出たときに役立つものだと、私自身の経験を振り返っても感じます。修士卒で社会経験を早く積むという選択肢ももちろんあると思いますが、大学で研究テーマに対して腰を据えてじっくり突き詰め取り組む経験も一つの選択肢として検討してみてもらえればと思います!